廣川先生から梅毒のすぐれた論文をいただきました!

廣川和花先生から「明治後期~大正期日本の梅毒罹患と地域社会と地域社会ー栃木県塩谷郡喜連川病院の事例から」という論文をいただきました。国立歴史民俗博物館 研究報告 第235集に掲載されています。喜連川病院の過去の医療記録を見せていただき、そこから社会史の方法で、売買春が定着していた地域の梅毒の様子を分析した論文です。医療史を新しい方向に牽引する、非常にすぐれたお仕事です。ぜひお読みください!

 

しばらく前のものですが、性差(ジェンダー)の日本史のプレスリリースはこちらです。

 

www.rekihaku.ac.jp

 

PS

第一稿では温泉街での梅毒と書きましたが、廣川先生からのメールで、当時は温泉街ではなく、1981年に開発されたとのこと。訂正いたします。