Entries from 2007-11-09 to 1 day

『女工哀史』

必要があって、細井和喜蔵『女工哀史』を読む。恥ずかしい話だが、この本自体を読むのは初めて。この書物が単行本化されたのは大正14年。著者本人は労働者で、点々とした各地の工場で、実際に女工たちの生活を同じ目線で経験することができた。この視線こそ…