Entries from 2010-10-06 to 1 day

水上勉『一休』

必要があって、まだ学生のころに、友人に大いに勧められた水上勉の『一休』を読む。中公文庫に入っている。一休が後小松天皇の落胤であったという説にふれ、父というものがずっと不在であったことを論じる。そして母と二人で幼少期を過ごしたことから母の思…