2014-10-26から1日間の記事一覧

メモーサド・マゾヒズム、犬の流行病

マリー・ボナパルト『クロノス・エロス・タナトス』佐々木孝次訳(東京:せりか書房、1978) フランスにおけるフロイトへの転向者の一人であるボナパルトの著作はいくつか翻訳されている。冒頭の論文「サド・マゾヒズムの生心理学的考察」(7-50) は、フロイ…

増田義郎『アステカとインカ―黄金帝国の滅亡』(2002).

増田義郎『アステカとインカ―黄金帝国の滅亡』(小学館、2002). 増田義郎『古代アステカ王国』は、中公新書から1963年に刊行されている名著である。スペイン人のコンキスタドーレス(征服者)と、アステカ王国の対決を描き、最後にはアステカ側が敗北して崩壊…

精神病院の症例誌のオンライン化

症例誌は医学と医学史の双方にとって最も重要で豊かな史料であり、欧米においては、過去四半世紀にわたって、医学史研究の中枢の資料として用いられています。日本では症例誌を研究と教育に利用できる環境が少ないため、あまり利用されていません。これは、…