医療人類学の最前線―ワークショップのお知らせ

慶應義塾大学CARLS 哲学・文化 人類学グループ 医学史研究会 合同シンポジウム
医療人類学の最前線V
統合失調症、人種、公民権運動:精神病をめぐる文化の政治学
~Jonathan Metzl先生をお迎えして~
日時:2012年1月26日(木)12:30~14:00
場所:慶應義塾大学三田キャン パス 大学院棟 346 教室
l 東京都港区三田2-15-45
l JR線田町駅都営地下鉄三田線・浅草線三田駅、もしくは都営 地下鉄大江戸線赤羽橋駅より徒歩10分
l <http://www.keio.ac.jp/ja /access/mita.html>(キャンパスマップ、9番の建物の4階です)

Liberation Psychosis:
DSM Terminology and Political Activism during the American Civil-Rights Era

Jonathan Metzl, MD, PhD

Frederick B. Rentschler II Professor of Sociology and Medicine, Health, and Society, Director, Program in Medicine, Health, and Society,
Professor of Psychiatry, Vanderbilt University

コメンテイ ター:鈴木 晃仁(慶應義塾大学:医療史)
司会:北中 淳子(慶應義塾大学:医療人類学)


慶應義 塾大学CARLS 哲学・ 文化人類学グループ 講演会  医療人類学の最前線VI
診断の揺らぎ:鬱のジェンダー&こどもの心と病
~精神医学と人類学の対話から
日時:2012年1月28日(土) 12:45~17:00
場所:慶應義塾大学三田キャンパス 東館6階 G-SEC Lab
 東京都港区三田 2-15-45
 JR線田町駅都営地下鉄三 田線・浅草線三田駅、もしくは都営地下鉄大江戸線赤羽橋駅より徒歩10分
 <http://www.keio.ac.jp /ja/access/mita.html>(キャンパスマップ、3番の建物です)



 「医療人類学の最前線」シリーズ6回目では、うつ病研究で大変著名なJonathan Metzl先生をお招きし、北米の精神科臨床から浮かび上がってく るう つ病診断と、ジェンダーについてお話いただきま す。第二部では、近年日本でも急速に関心の集まっているこどもの心の病をとりあげ、精神医学の立場から、黒木俊秀先生にこどもの鬱を、田 中康雄先生に発達障害をテーマにお話いただきます。また、文化人類学の立場から、照山絢子先生、堀口佐知子先生にご講演いただき、こ ども の心の病の複雑さと「診断の揺らぎ」をめぐるさまざまな問題について考えてみたいと思います。
第一部 12:45-13:50  鬱のジェンダー
12:45-13:00  鬱のジェンダー 日本の視点
北中 淳子(慶應義塾大学:医療人類学)
13:00-13:50 Gender in the Diagnosis of Depression
Jonathan Metzl(Vanderbilt University:精神医学)
第二部 14:00-17:00 こ どもの心と病
14:00-14:50 憂 うつ なる思春期、終わりなき思春期
黒木 俊秀(国立病院 機構 肥前精神医療センター:精神医学)

14:50-15:20 「ひ き こもり当事者」・支援者の戦略とアイデンティティ:
「ひきこもり」ラベルを巡るダイナ ミク スを追う
堀口 佐知子(テンプル大学:文化人類学

15:30-16:20 発 達障 害診断の揺らぎ・支援への戸惑いから柔軟性へ向けて
田中 康雄(北海道大学:精神医学)

16:20-16:40 発 達障 害者の語りから:オルタナティブな「当事者」性に向けて
照山 絢子(ミシガン大学:文化人類学

16:40-17:00 コ メン ト& 全体討論 宮坂 敬造(慶應義塾大学文化人類学

司会:北中 淳子(慶應義塾大学:医療人類学)
★参加費無料です。事前登録の必要はありません(100人まで)。
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主催・企画 :慶大人文GCOE哲 学・文化人類学チーム  <http://www.carls.keio.ac.jp/>;
お問い合わせ先 :濱 雄亮(慶應義塾大学文学部非常勤講師)<yusukehama@a6.keio.jp>