米国の医史学者による講演会
歴史から見た医薬品プロモーション活動
-製薬企業・医師・薬剤師・医療消費者-
<Pharmaceutical Promotion in Historical Perspectives>
日本薬史学会(会長: 東京大学大学院薬学系研究科・医療政策学特任教授・津谷喜一郎)では、ジョンズ・ホプキンス大学医史学部門のジェレミー・グリーン准教授をお招きし、「歴史から見た医薬品プロモーション活動: 製薬企業・医師・薬剤師・医療消費者」の講演会を下記の通り開催いたします。
米国では、医師と製薬企業の関係の在り方を探る研究が盛んで、その中心人物の一人が、今回来日するジョンズ・ホプキンス大学医史学部門のジェレミー・グリーン准教授です。企業の医薬品宣伝と医師との関係を記した彼の2008年JAMA論文(共著)は有名です。適応外使用の販促によって、米国では膨大な違反金が当局により徴収されていることは、JAMAやN Engl J Medなどにも散見されます。
最近、日本では企業のプロモーション的臨床試験と医師との関係性が議論されていますが、米国の販促の実態を知る上でも、国内市場の販促のあり方を探る上でも貴重な機会と思います。皆様どうぞお気軽にご参加ください。
尚、詳細は日本薬史学会ホームページ(yakushi.umin.jp)のWhat’s New欄をご参照下さい。
記
演 者:ジョンズ・ホプキンス大学医史学部門ジェレミー・グリーン准教授
日 時:2014年1月16日(木) 18:00-19:30
場 所: 東京大学農学部弥生講堂
資料代:500円(参加費無料)
主 催:日本薬史学会
後 援:東京大学大学院医学系研究科・医学教育国際研究センター、東京大学大学院薬学系研究科・医薬政策学講座、日本医史学会、公益財団法人MR認定センター、日本製薬医学会(JAPhMed)