ナンシー・デュアルテ『ザ・プレゼンテーション 人を動かすストーリーテリングの技法』中西真雄美訳(東京:ダイヤモンド社、2012)
アメリカのCEOのプレゼンテーション技法の本を斜め読みする。良いことがいくつも書いてあったからメモしておく。
最初の設定―クライマックスへ向かうアクション―クライマックス―解決へのアクション―解決という劇作家の手法が基本
聴衆と共鳴することが目標。主人公は話者ではなく聴衆。
登場人物の紹介―問題の紹介―問題が解かれるための葛藤とドラマ―解決という流れ
一つのスライドに一つのアイデア、スライドはシンプル・ミニマリズムに (学者向けには細かいデータを別の形で挙げることが望ましい)
「的確なフィードバックが欲しければ、取り巻きからできるだけ離れろ」― その通り。親しい研究者に後から「どうだった?」と聞くという自分の慣行をおおいに反省する。
何よりもこれが重要。「十分な準備と練習を」