植物名・動物名の学名としてのラテン語

Stearn, W. T. (1995). Botanical Latin: history, grammar, syntax, terminology, and vocabulary, Timber Press.
Wright, J. a. and L. i. Harper (2014). The naming of the shrew : a curious history of Latin names.
                
植物の学名が謎の一つである。ギリシア神話に基づいてとか、リンネが作ったとか、個人の名前が組み込まれた事例もあるとか、そのような断片的な知識はあるが、プロの研究者の水準には達していない。そんな事情もあって、そのラテン語に関して学ぶことができる大きな本を買った。それが Botanical Latin という書物である。きっちりと書かれた書物で長い人気の書物であり、1995年刊行が第4版である。それに並行するような書物が The Naming of the Shrew で、2014年に出版された。これは軽く読める本である。
 
とても素人なことを伺います。ラテン語の名詞の格変化は、porta, portae, portae, portam, porta そして portae, portarum, portis, portas, portis と変化すると40年近く前に習いました。これが Botanical Latin であると 、accusative が二番目に来て、その次に genitive が来て、それからdative, ablative です。これはなぜ?