Entries from 2010-11-10 to 1 day

小南又一郎『捜索用法医学』(京都:カニヤ書店、1926)

京都帝国大学の教授が、警察むけに書いた法医学の書物。警察だけでなく、いわゆる探偵小説ファンに向けて書いたのかもしれない。細かい証拠や血痕から殺人か自殺か決めることができるという話は、「小南の事件簿」に入れていいかも。戦前から戦後の法医学の…