お願い - 「ゆぶゆぶ」と腫れる病気?

昨日に続いてオノマトベについて。繰り返しになるが、文献は、山口仲美『犬は「びよ」と鳴いていた - 日本語は擬音語・擬態語が面白い』(東京:光文社新書、2002)。

いつもご訪問ありがとうございます。昨日記事にした本を読んでいたときに、皆さまにお力を貸していただきたい案件を思いつきまして、別の記事にしました。ちょっと真面目なお願いです。これが「研究」の準備の一環だと言っても簡単には信じてはもらえないかもしれませんが・・・(笑) 

本書で紹介されていたのですが、『今昔物語集』24巻の7話で、身分が卑しからぬ50歳ほどの女性が病を発して、

「顔が、黄色みを帯びた青色で、体中が<ゆぶゆぶ>と腫れている」ありさまでやってきた

という記載があります。『今昔物語集』の中では、この女には条虫がいたということになっていますが、お医者さま、医療関係者の皆さま、皆さま、体中が<ゆぶゆぶと>腫れる病気って、なんでしょう? 特に、(お名前を出してお呼びたてして申し訳ないのですが)、ぎゃおすさん、おとぼけ女医さん、これだけの情報では、やっぱり診断の見当はつきませんか? あるいは、皆さまから、何かヒントがあれば。 どんな状態を<ゆぶゆぶと>腫れていると表現しますか? 私が考えられるのは、これは、きっと、<パンパンに>腫れる病気ではないということくらいですが。