エコノミストの記事。OECDの国に関して、女性の仕事上の役割などがこれ以上上昇させることができない「見えない壁」(英語では「ガラスの天井」という言い方をする)に達したかもしれないという内容。北欧などに関しては、もしかしたらそうかもしれない。韓国や日本に関しては、普通に上昇させることができるだろう。この記事は、幾つかの指標に関して、それだけの順位を示してくれた。日本はそのほとんどで地位は低く、最下位ゾーン群である(涙)しかし、高等教育と給与の比率でいうと、それほど低くない。一方、企業の中の役職の比率は下から二番目、議会での女性議員の比率はOECD諸国で一番悪い(涙)
大学の先生として、卒業していく女子学生や女子の大学院生などに、どう言えばいいのか悩むこともある。大学を出たらこうなりたいと思っているのに、それ以外のものになれない構造であり、それを作り出している個人たちの問題である。これは女子だけの問題ではなく、男子学生の問題でもある。最近言うのは、「失敗したときに何をするのかを本気で考え、パートナーと議論するように」である。今のところは、なんとかなっている。