吉永進一先生ご企画の<近代仏教史講演会「仏教と学知」>(静岡市清水区龍華寺)

今日の午後は静岡市清水区の龍華寺でワークショップ。龍華寺は歴史が古い寺であると同時に、明治期には高山樗牛 (1871-1902) が結核で死亡した場所である。12月24日が彼の命日であることにもきっとちなんでワークショップが開催された。

企画者は高校の先輩の吉永先生。スピーカーは碧海寿広先生と大谷栄一先生、司会は大澤絢子先生。地元の人達も熱心に参加しており、とても面白かった。碧海先生は仏教と科学をどのように捉えるとよいのか、正解は禅と坐禅にあるのではないかという議論で、大谷先生は、高山樗牛結核による身体の死に直面してから、患者として精神生活の充実を日蓮に求めたという素晴らしいお話しでした。