クリスマスのお祝いに飲むスコットランドのエール

12月25日のOEDの「今日の単語」は、クリスマスに関する単語で、 bummockというもの 。私としてはもちろん初めて見る単語である。強い度数のアルコールで、エールと呼ばれるビールの一つの種類であるとのこと。それと同時に、スコットランドオークニー地方では、このエールが飲まれるクリスマスのお祝いの宴会を bummock と呼ぶとのこと。19世紀の初頭にウォルター・スコットが使っているが、その後は使われないとのこと。オークニーがスカンジナヴィアなどの北欧と接触があり、北欧の単語が起源にあるのだろうという記述もあった。
 
スコットランドは、たった一年だったけれども、ごく初期の仕事をした地域である。色々な思い出がとても深い。仕事をしていたのはかなり北部のアバディーンという街で、生きている間に必ずもう一度は行こうと思っている。地図屋、帽子屋、魚屋など、たくさんの思い出のお店があった。そのアバディーンから南にはエディンバラグラスゴウなどの大都市があり、よく行っていたけれども、北へ向かったことは一度もなかった。ネス湖などは北にある。さらに北へ向かうと、オークニー諸島という地域がある。人口が2万人くらい。そこからさらに北へ向かうと、セーターで有名なシェットランド諸島の地域がある。このあたりは極寒かと思っていたが、意外に暖かいとのこと。そのあたりに行って、濃いエールをゆっくりと飲むクリスマスを過ごしてみたいです。