「粘」というのは、左側のヘンは米と書くが、もともとは黍(きび)と書き、黍のような粘り気があるという意味とのこと。もちろんなるほどだけれども、これを四体液論の phlegm に重ねることが難しい。もともと何かを燃焼させて残った灰というようなもともとの意味である。それは米でも黍でもない。それを重視するとしたら phlegm は日本でどう訳されたのだろう。
「粘」というのは、左側のヘンは米と書くが、もともとは黍(きび)と書き、黍のような粘り気があるという意味とのこと。もちろんなるほどだけれども、これを四体液論の phlegm に重ねることが難しい。もともと何かを燃焼させて残った灰というようなもともとの意味である。それは米でも黍でもない。それを重視するとしたら phlegm は日本でどう訳されたのだろう。