魚の自己認識の動物実験と大阪市立大学

 
もう一つはいつもの楽しいエコノミストエスプレッソ土曜日版。今日の一番面白い部分は、ヒトや動物の自己認識能力に関する実験。ベラという魚の体の表面にしるしをつけて、鏡を見させると、自分の体に汚れがついていることを認識して、そのしるしを落とそうとする。これができるということは、自己を認識できるということである。動物の中でこれができるのは、18か月以上のヒトだけだと考えられていたが、ベラはこれができるという。動物界をどんな機能を軸にして理解すればいいか、大きな転換が起きていることを実感しますね。
 
もう一つは、少し調べたら、この実験を発表したのは大阪市立大学の研究チームであるとのこと。もちろん発表は英語なので、イギリスの新聞は先を競って報道しています。おめでとうございます!