薬草と庭園ーイギリス版

www.bbc.com

 

 

www.rhs.org.uk

 

実佳から記事を貰う。王立園芸協会と薬草に関するBBCの記事と、その園芸協会の薬草展に関する記事。数日前に日本の森野旧薬園の本をまとめたこともあって、それに対応するイギリスの事例などを探していたからとても役に立った。
 
一つの基本はイギリスの庭園はどんな機能を持つ植物を提供したかということである。もちろん美しさも必要だったが、植物が薬学的に何を行ったのかということも重要である。先日も桂離宮に行って考え始めたことでもある。
 
イギリスの庭園が導入した草木としては以下の5つ。
 
Yarrow ノコギリソウ アキレウスとの連想 
Rosemary ローズマリー 記憶と知性や感情の改善
Valerian セイヨウカノコソウ 抗うつ。アンネ・フランクが隠れているときにもおそらく薬の状態にして飲みました!
Honeysuckle スイカズラ 健康な皮膚を保つ
Peony  ケシ さまざまな機能
 
"It's been a long story of people choosing particular plants, nurturing them, growing them, breeding them, making choices of which seedling they would select to carry on growing," she says.
 
"And a lot of times those choices have been made on aesthetics, but a lot of times those choices have been made on the basis of what they thought the plant would do for you, from a medicinal point of view."