ウェブサイト「感染の歴史」



新着の学会のニューズレターを見ていたら、「感染の歴史」のウェッブサイトがハーヴァードの図書館の中に作られている。初期近代から20世紀にかけて、書物や論文やパンフレット、マニュスクリプトなど合計で50万ページのテキストなどがアップされていて、自由に閲覧できる。とても豊かで便利なサイト。 このサイトだけで大学院レベルの授業ができる。 


ついでに言うと、医学史研究のためのウェッブサイトはとても沢山あって、それらがどのような内容のサイトなのかを実際に調べて、簡単な説明をつけて整理したMedHist というポータルがある。同業者の皆さんはきっと利用していると思う。


画像はハーヴァードのサイトより、1893年のイギリスのコレラ地図と、1539年に英訳が出た梅毒の特効薬とされたグアイヤクノキについての書物の序文。