戦後の日本精神医学が戦前精神医学とどう対峙したか


FB更新。 戦後日本精神医学は、戦前に自らが行ってきたことと対峙しなければなりませんでした。そのときに、全体主義社会の心理の発生を、新フロイト主義と左派思想の組み合わせで説明した著作であるフランツ・アレクサンダーの著作を、井村恒郎がすぐに翻訳して1950年に出版したのは、日本の精神医学の一部の人々の気概と方向性を物語っていると思います。