東大薬学部の津谷先生が、グリーン先生の講演会をもう一つ開催してくださいます。こちらは、1月16日、東大本郷キャンパスにて、主題はアメリカにおける医師と製薬企業の関係の歴史になります。よろしくお願いします。
講 演 会
米国における医師-製薬企業関係の歴史―医薬品販売促進― (仮題)
講師:ジョンズ・ホプキンス大学医史学部門准教授
ジェレミー・グリーン(Jeremy Greene MD)
(draft ver.0.1 2013.12.7) draft ver.0.81 2013.12.16
背景:
米国では、医師‐製薬企業関係の歴史的研究が盛んで、その中心の一人が、今回来日するジョンズ・ホプキンス大学医史学部門(前ハーバード大学医学部)Geremy Greeneである。
http://www.hopkinsmedicine.org/histmed/people/faculty/greene.html
医薬品宣伝と医師との関係は、彼と、その共同研究者のハーバード大学医史学部門のScott Podolskyとの共著によるJAMAの論文が有名である。
Podolsky SH, Greene JA. A historical perspective of pharmaceutical promotion and physician education. JAMA. 2008 Aug 20; 300(7): 831-3.
その詳細なversionは以下である。
Greene JA, Podolsky SH. Keeping modern in medicine: pharmaceutical promotion and physician education in postwar America. Bull Hist Med. 2009 Summer; 83(2): 331-77.
今回は、Greene氏により、本年から日本で話題になっている臨床試験と医師との関係を含めて講演がなされることも計画中。
主催:日本薬史学会
日時:2014.1.16(木) 18:00-19:30
場所:東京大学農学部弥生講堂
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/yayoi/map.html
資料代:500円
後援:東京大学大学院医学系研究科・医学教育国際研究センター、東京大学大学院薬学系研究科・医薬政策学講座、日本医史学会、公益財団法人MR認定センター、日本製薬工業協会(予定)、日本製薬医学会(JAPhMed)
備考:Greene氏はマニラでのASEAN医史学会議(2014.1.9-11)参加の帰途日本に立ち寄ることとなったものです。http://admu.edu.ph/ls/soss/history/homsea-2014
1月17日に慶応大学三田キャンパスで別途、下記の講演が行われます。
Title: "The Therapeutic Revolution Revisited"
Date: 17:00-19:00, 17 Jan 2014, Friday
Room: South Building 473, Mita Campus, Keio University
問合わせ先:Greene講演会準備委員会(info-dpm@mol.f.u-tokyo.ac.jp)