先週の週末は、エコノミスト・エクスプレスからの記事を載せられず失礼しました。もちろん非常に面白かったです。ベルギーのヘント (Ghent) の美術館が、ファン・エイクの作品を中心にして、登場する人物や動物などの表情を分析する展覧会をしているとのこと、MeToo が映画となったとのこと、アメリカのスーパーボールの新しいスターの話など、どれも面白買ったです。しかし、非常に面白かったのが、アメリカのペンシルヴァニアの小さな街で催されている「ウッドチャックの日」という行事の話と、ミツバチの疾病と環境医学を通じた予防に関する話でした。
前者は別の記事にしますが、後者はミツバチとハチミツの経済的な重要性と、その疾病が近年起こした大きなダメージと、そこから脱出する新しい方法の話です。ミツバチが重要な最大の理由は、ハチミツが経済的に非常に重要で、アメリカに一年200億ドルの利益をもたらしているとのこと。しかし、2018年にミツバチの間に大疾病が流行し、巨大な被害が出たこと。そこには病原体のウィルスと、それと媒介するダニのような小動物がいて、複雑な構成の中でミツバチの幼生が疾病を経験すること。そこで科学者たちが、この複雑なエコロジーにうまく働きかけて、病原体とこの病原体を排除する方法を発見したとのこと。とても面白い話です。