<式場隆三郎と脳室反射鏡>と横浜トリエンナーレとwaitingroom の飯山由貴展

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式場隆三郎と脳室反射鏡>という展示が行われている。最初は広島で、しばらくすると新潟で展示される。東京でも展示するのかもしれないが、よく分からない。式場は精神科医、私立の精神病院を経営しながら、文学や芸術を取り上げて活躍した人物である。著書は200冊もあるとのこと。博士論文がヴァン・ゴッホについての論文で、それ以降も狂人の建築家であり「二笑亭」を名乗った渡邉金蔵についての評論などが素晴しい論考である。キャリアの初期は静岡脳病院の院長であり、それと東京のハンセン病の療養所の比較に触れた文章も面白かった。日程を見ると、8月か9月に日帰りで新潟往復ができるだろう。
 
もう一つの展示が横浜トリエンナーレの飯山由貴さんの展示である。飯山さんのお仕事に関しては、精神医療と深い関係を持っているため、しばらくの間、展示を見たり、深いお話をしたりしてきた。今回のお仕事もとても楽しみにしている。これまで、東京以外の場所でいうと、名古屋、香川県の直島、そして仙台などでお仕事を拝見してきた。もちろんどこも素晴らしい展示だったけれども、直島の展示が素晴しく、これについて waitingroom でも作品を一つ再現するとのこと。実は横浜トリエンナーレに行くのも今回が初めてである。色々と楽しみにしています。 横浜美術館は昔