日本の痘瘡(天然痘)史

必要があって、日本の痘瘡の歴史についてのレファレンス的な本をチェックする。文献は、川村純一『病の克服―日本痘瘡史』(京都:思文閣、1999)

痘瘡の歴史について何か新しいことを述べるというよりも、古い知見をまとめ、新しいリサーチをしたうえで、それらを取り込んで使いやすいレファレンスにしたものである。私はとても重宝している。ただ、本文で言及されている「年表」がどこを探してもないのは悲しい。