医師の収入が高いこと、休暇が文化志向を持つこと、各地の大学医学部や医師会などの誇りが高いこと、場合によっては自分が現在つかっている道具が最初に作られた起源の地であること。そのような理由で、多くの医師が海外旅行するとき、医学史博物館のツアーをしています。近年では、ここに患者の歴史も入り、医学史博物館という産業が発展しています。ドイツで医学史を学んだ梅原先生が書いてくださった「ドイツ語圏の医学史博物館めぐり」。ベルリン、ドレスデン、ウィーンといった重要な都市が誇る医学史博物館を紹介してくださっています。医療関係者の方はもちろん、患者として医療に興味がある皆さま、ぜひご一読ください!