今日は啓蟄。24節気の一つで、雨水と春分の間。もともと地中の虫が動き出すということだが、中国で「啓」という字が皇帝の忌み名であるため、別の字を使っており、その字が雷という意味を持つため、雷が虫を驚かせたという意味が発生してしまっているとのこと。
72候も色々な混乱が出ているが、とにかくメモ(笑) 初候の一つは「桃始華」(ももはじめてはなさく)。次候の一つは「倉庚鳴」(そうこうなく)。「倉庚」はウグイスで、ウグイスが山野で鳴きはじめるということ。末候は「鷹化為鳩」(たかかしてはととなる)。春の陽気に会って、猛禽の鷹も温和な性格の鳩になるという意味。ここでは温和さはたしかに空に広がっていく感じですね。