5月22日の夕刻に、慶應義塾大学・日吉の教養研究センターの基盤研究「文理連接プロジェクト 医学史と生命科学論」が第二回の研究講演会を開催しました。慶應義塾大学の荒金直人先生による「ラトゥールの科学論と「物の歴史性」を非還元性の原則から捉え直す」です。哲学系の生命科学議論で、高い水準の講演と白熱した議論が行われました。
4月16日に行われた第一回の研究講演会の資料も公開されました。鈴木晃仁「症例誌と文学と社会:医学と様式と歴史の複合」という医学史系の議論です。講演動画、講演資料、講演内容、参考文献を公開しています。ご覧くだされば幸いです。荒金先生の講演と議論、原稿などもすぐに公開されます。
6月25日には、第三回の研究講演会が開催されます。ヨーク大学、WHO、ウェルカム財団のご協力を受けて行われるもので、Global Heath Histories Seminar の No.128. となります。医療経済学系の話となり、英語での講演とディスカッションになります。スピーカーは松蔭大学の松浦広明先生です(私も小さな講演を少しだけ足します)こちらのほうにもぜひいらしてください。
https://www.york.ac.uk/history/news/events/2019/ghh-sem-126/