イギリスの週末と日曜日

LRBが面白かったが、そこに Gurdian とその日曜版の Observer が広告を出していた。新聞の日曜版というのは、私の人生の大切な部分である。イギリスに留学している時期の思い出をメモ。
 
ロンドンに留学して1年か2年くらいたつと、その文化と混ぜ合った生活を送るようになる。その一つが、週末、特に日曜日の過ごし方だった。留学された方たちはきっとご存知のように、新聞には「日曜版」が出る。政治や経済や科学技術のようなニュースだけでなく、歴史、社会、芸術、旅行、書評などのジャンルに関して、長く、楽しく、質が高い記事がたくさん載っている。他の曜日の新聞は買わなかったけれども、週末版は毎週日曜日の朝に近くのニューズエージェントに行く。どの新聞にするかという好みは色々あると思うけれども、私はインデペンデントを買っていた。日曜の朝の時間帯には BBCの Radio 3 で、Brian Kay という方が、落ち着くクラシック中心の番組を流していた。新聞の日曜版を読みながら、実佳と記事の話をしたり、新聞のクイズを解いたりしていた。
 
午後には、小説を読み、スーパーで買ったドーナツを焼いて食べ、トランプやゲームをしたり、近くの博物館や美術館に歩いていって何々展を観にいったしていていた。とてもゆっくりできる日曜日で、月曜日からの大きなメリットだった。もう一度、このような時間に帰ろう。