海洋考古学という主題

今朝の Smithonian Magazine がいくつかの楽しい記事を載せていた。精神疾患、特にうつ病の個人性をどのように診断するかだとか、NYで最後の公衆電話が撤去された記事だとか、読んでいて楽しかった。

その中で圧倒的に面白かったのが、海洋考古学という主題だった。アメリカのオレゴン州に海洋遺産が数多く残されているという記事だった。フィリピンや中国から多くの商船が航海でアメリカに向かい、オレゴン州の付近で難破し、多くのマテリアルを残していく。かつては「太平洋の墓場」 The Graveyard of the Pacific などと呼ばれていた。もう一つの面白い呼び方が「蜂蜜の難破」Beewax Shipwreck というもので、中国から陶器とハチミツが輸出されたのでこの名称がついたとのこと。

航海と感染症の話は私が苦手な領域であるが、どこかで研究されているに違いない。それを読んで、疾病の歴史の講義に取り込もう。

 

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