異常な一日が過ぎて

 昨日は、なんと170を越えたアクセスがあった。コメント欄で教えられたところによると、ランダムブログというものがあって、それに入ったのではないかということだ。おそらく最初で最後の数字だろう。アクセス数が多いのは、なんとなく嬉しかった。更新していないときにアクセスがあるのは、怠惰を人に覗かれたような「ばつの悪さ」があって実に辛いが、そういう心配はしなくてすんだ。しかし、それと同時に、何となく不安になった。

 たまには、個人的な話をしていいですか? ・・・という断り書きが、「そもそもブログという媒体の根本が分かっていない」と学生たちに揶揄される原因だろう。もともと、ブログというのは、個人的な思いや感想を書くために開設し、人々はそれを読みにきているのである。本の書評を書いてもいい。それが学術書でも、まあ許す。多くの人が興味を持つことを見込めない本(例えばエジプトのトラコーマとか)でも、それはそれで仕方がない。

 問題は、なぜわざわざ教科書的な内容の要約や学術誌の書評のような書き方をするのか、ということである。 (私は学術誌の書評はわりあい奔放に書く方である。)なぜ、自分の個性や感性をブログの書評に投影させないのか。なぜ面白く書こうとしないのか。・・・何のためにこういう形式と内容で書いているのだろうか? ・・・難しいなあ。 

 あまり難しく考えないで、この形式を続けよう。