ロンドンの Wellcome Collection で面白い展示がいくつか。一つが20世紀の催眠術師のショーを内側から展示した Smoke and Mirrors. 私はカタログを買ったけど、とてもよくできている。冒頭のケースを用いたものが、実はジェンダー論の説明(笑) TVなどで観た記憶があるけれども、ビキニ姿の女性を横に寝かせて、真ん中をノコギリでぶった切って、それでも女性がニコニコ笑っているもの。これは男性の魔術師の側ではなく、実は女性のアシスタントの側が本気でパフォーマンスをしているショーであるとのこと。
他にも楽しい展示がたくさん。当事者も関与する精神医療の世界の紹介も面白そうですし、9月にはじまる世界の人間たちの展示が傑作のようですね。