藤原新也は自分の姪の子供で、日本人とスペイン人のハーフを撮影する写真を載せていた。
異なった血を身内に持ってはじめて、血というものの違いを知ることになる。日本の子はまず頭で考えて行動をする傾向にあるが、スペインの血の入った子は体と頭が同時進行的で、「動物的な」要素がある。この身体は音楽と相性がよく、自然に体が動きはじめ、思ってもみない体の動きをする。これをラテン気質と呼び、ラテン気質の人間は彼女がそこにいるだけで周りが明るくなる。日本の子供は、そういう意味では醒めた民族であり、周囲と調子を合わせ、出過ぎないように心がける頭先行のきらいのある日本の子供は、どこかでラテンの気質を学ぶ必要があると考える昨今である。
大好きな写真家ですが、でも日本がかなり強くなったのはラグビーですね(笑)