エコノミストより。健康指標の中でも、最も中心的であるものが平均寿命である。平均寿命が国際的に非常に高く、女性や地方部に関しても非常に高いため、日本の健康、日本女性の健康、日本の地方部の健康などについて、これは水準が高いと考えるべきである。ところが、アメリカ合衆国では、現在のところ平均寿命が下がり始めており、その原因が探されている。そこで出てきたのが白人の薬物中毒という大きな問題である。
グラフを作ると、少なくともそのデータについては鮮明である。左のグラフを見ると、G7の中で2014年から平均寿命が低下を始めているのがアメリカ合衆国であることが分かる。ちなみに非常に高いものはもちろん日本である。右のグラフを見ると、合衆国での人種民族別ごとの薬物中毒による死亡率を見ると、白人が上昇を続け、インディアンをついに抜いたとのこと。
この仮説が正しいのかもしれないと思う一つの理由は、日本の沢尻さんという女優さんの問題である。有名な芸能人は、おそらく収入が高く、薬物を購入しやすいのだろう。また、薬物は、個人の主体性の意識に関して、教育水準が高いものに影響を与えやすいのかもしれない。白人に薬物中毒が多くなる理由は、なんとなくわかる。
ただ、タバコやお酒などについてはどうするのだろう。ことにお酒については、タバコはもちろん、多くの薬物よりも悪影響が強いと言われているにもかかわらず、平然と売ることができる。