キャリコとチンツとリバティ・プリント

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ここ数日、実佳とテーブルクロスの話をしている。ロンドンで作って使っていた古いテーブルクロスが押し入れから出てきて、懐かしい話になって、それが少し小さいということもあって、二枚ほど布を買って縫って使い始めた。そんな折に、BBCがチンツについて記事を書いていて、懐かしく、楽しんで読んだ。

 

まずはキャリコとチンツについて。キャリコは綿織物の一種。インドのカルカッタから輸入したのでそのような名前になっているとのこと。綿織物は、粗い順に並べると、デニムーキャンヴァスーキャリコーモスリンという順番になるとのこと。ただ、モスリンは綿だけというわけでないし、日本ではメリンスという別の織物と大混乱しているということもあり、この部分はよく分からない(涙)

 

チンツは英語でスペルすると chintz である。ch で始まり、z で終わっているからといって、中国語では全くない(涙)もともとはヒンドゥーの言葉。語義は、点があるとか、図柄があるというような意味であるとのこと。

 

ここまでだとよく分からないが、実際に図柄を見ると、なるほど非常に美しく、それもインドの美しさを持っていると実感する。もちろんインド風の美しさはあるが、リバティ・プリントの世界に入ると、世界からサンプルを選んで分類しているという感じも実感できる。18世紀にはじまった自然誌の美しさが実感できる。

 

 

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