ディーテイルズ・番外編





 ディーテイルズの番外編です。これは、数年前に New York Review of Books で、論争(?)にまでなった難題で、実は私もよく分かっていないのですが。 

 上の二枚は、18世紀末のフランスの人気肖像画家エリザベス・ヴィジェ=ルブランが、娘と一緒の自分を描いた自画像です。具体的にどちらかというのは、私が持っている記述からは特定できないのですが、この中の一枚が展覧されたときに、「西洋の全ての絵画の歴史で定められてきたことを不遜にもくつがえした作品」として激しく非難されました。伝統に挑戦した作品だとみなされたということです。この愛くるしい作品のどこが、そんなに革命的だったのでしょう? 

 ルブランの他の自画像も出してみました。 これも・・・やっぱり革命的みたいです。 

 実は、あまり細部に自信がないのに「ディーテイルズ」のクイズ形式にしてしまっているので、ぱっと、直観で、お願いします(笑)