クルティーヌ先生による19世紀末のパリにおける精神疾患の<自叙伝)の分析

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ロンドンのUCLにて重要な講演。19世紀末のパリという大都市における精神疾患において、症例誌に記された患者の言葉を、大都市における一つの自己についての語りや短い自伝だと考える分析方法。ロイ・ポーターの「医療の下からの社会史」を実践する方法である。11月19日と明日の講演なので出席はできませんが、スピーカーはオークランド大学の先生であるクルティーヌ先生です。コルバンやヴィガレッロらと並んで編纂したのが『身体の歴史』の三巻本の編者の一人。優れた論考を掲載しています。日本語にも翻訳されている学者です。