1970年代と80年代にアメリカが各地に輸出した血液製剤は、先進国の各地で大きな被害を出している。日本に HIV を大量発生した薬害エイズ事件が代表的なものであるし、フランスでも同様の大きな事件が起きている。アメリカ・イギリスと日本・フランスで、 HIV/AIDS のイメージが大きく違うものになったきっかけであった。
それが今度はクロスするようになっている。日本ではかつてのアメリカのように同性愛や売春がベースになって、HIV/AIDS はまだ増加している。そして、イギリスでは、アメリカから輸入された血液製剤によって、薬害のエイズやC型肝炎が流行した事件が取り上げられて、公的な調査の対象になるとのこと。