LRBより カミュ『ペスト』の評論

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しばらく前から、LRBより covid-19 と文化や社会の関係に関する深い思索のメールが来ている。今日は ジャクリーヌ・ローズ先生が書かれているカミュの『ペスト』の評論で、非常に面白い。多くの皆さまは読んだことがあるだろうし、医学史の教員は、感染症の流行が政治的な深さ、生活と医療へと深く食い込んでいくありさまを読んで、ナチス・ドイツの批判だとか、そのようなことを読んでいるだろう。ローズ先生の評論は5,000語の素晴らしい評論で、パンデミックの折の評論の仕方を感じさせる。

このタイミングで、読みたいなとは思っていた、これは私だけではないだろうが、amazon の「おすすめの本」で無敵の一位だったこともある。この週末に英語で原作も読んでおき、始まるオンラインの授業に対応しておこう。