東大大学院の死生学・応用倫理センターが、2022年度から大学院として正式に機能するようになります。その入試説明会が7月17日(土曜日)の10時から11時50分までオンラインで行われます。 この説明会には事前申し込みが必要です。センターのウェブサイトから…
ドイツの研究所でフェローシップを募集しています。美しいブレーメンに近い都市で、広い庭園の中にモダニズムの建物があり、そこで研究に集中することができます。博士論文を仕上げて、それを単行本にするという仕事に集中しているような若い研究者に向いて…
Oxford DNB の記事。18世紀に不倫の結果の胎児を殺したため、死刑にされた女性が、墓に連れていかれる途中で復活したという内容。"Half-Hanged" と呼ばれたとのこと。 www.oxforddnb.com
From 6 April, at the University of Tokyo, I will run a seminar for undergraduate and graduate students. The subject is the history of case history. We shall examine the changes of medical practitioners' account of the patients from the Anc…
After twenty-four years of teaching at Keio University, I have just moved to the University of Tokyo to teach history of medicine at the Centre of Medical Humanities at the Graduate School of Humanities and Sociology. Keio has been immense…
春を告げる温かい日々が続いています。皆様は、色々な希望と共に新年度を始めていらっしゃると思います. 私は、この4月より、東京大学・人文社会学系大学院の死生学・応用倫理センターで教鞭をとることになりました。生命倫理学が核となって、医学史という新…
Thank you for your messages around my birthday. As a sign of my graditude, I return the last roses in 2020. The red blossum is William Shakespeare 2000 and the pink one is Gertrude Jekyll, both from David Austin.
お誕生日のお祝い、どうもありがとうございました。庭のバラが今シーズンの最後の花を咲かせましたので、お礼の写真です。真赤なものがウィリアム・シェイクスピア2000 、ピンクがガートルード・ジキルです。
igakushitosyakai.jp 12月5日(土曜日)の午後には、詫摩佳代先生(東京都立大学)のオンラインセミナーがございます。詫摩先生は東京都立大学の法学政治学研究科の教授で「国際保健協力と国際政治」が専門です。このたび、ご著書である『人類と病 ―― 国際政…
igakushitosyakai.jp 今週末は飯島渉先生による covid-19 と感染症対策についての講演です。 11月に入ったというのに、日本ではいまだ解決が見えない状況が続いており、多くの皆様も漠然とした不安が次第に強くなっているかと思います。そのような感染症に原…
ipbes.net IPBES と略される国際環境科学団体から Covid-19 などのパンデミーと変化した生態系に関するコンパクトで重要なメッセージ。この記事の他に、全体的なメッセージもあります。ぜひご覧ください。
10月31日にオンラインで講演いたします。日本の近代医学の興味深い現象の一つに、「ドイツ語・日本語まじり文」を利用したということがあります。帝国大学の症例誌ではこのまじり文が重要なものとして利用され、一目見ただけではドイツの大学病院の症例誌で…
www.smithsonianmag.com ナスカの地上絵に巨大なネコが発見されました!
第二回は飯島渉先生のオンラインでのご講演とディスカッションです。 11月14日(土)の14時から16時まで。 「医学史と社会の対話」ではオンラインセミナーPart2のシリーズを始めました。ぜひご参加いただければ幸いです。 https://igakushitosyakai.jp/event…
ジョンス・ホプキンズ大学の医学史研究室が、日本も含めたアジアやアフリカの医学史を研究している人物を公募しています。ぜひご応募ください! 私たちにとって、ジョンス・ホプキンズ大学の医学史研究室は、20世紀の後半までジゲリストやテムキンなどが医学…
石塚久郎先生が監訳をされた『医療短編小説集』を頂きました!19世紀から20世紀にかけての英文学の著名な作家の<医療>に関する短編集です。しばらく前には<病>に関する短編集である『病短編小説集』を監修され、それに次ぐ<医療>を主題にした短編集で…
ジョンソン協会が軸になって英語論文集が出版されました! 小川公代先生と実佳が共同編集をして Johnson in Japan という論文集が刊行されました! ジョンソン協会から10本の論文です。さまざまな意味でのヒントを持っています。大学図書館に購入をお願いし…
「医学史と社会の対話」の秋学期の企画です。オンライン・セミナー 2020 Part II で、感染症の歴史研究の最前線に立つ3人の研究者を講師に迎え、それぞれの研究のとりくみの中から、最新の知見をお話しいただきます。10月10日が長崎大学の山本太郎先生、11月…
2008年に出版されたジョージ・マカーリ先生の Revolution in Mind: The Creation of Psychoanalysis (2008)という研究。原著は、フロイトと西欧と北米の 文化と社会と個人の主体性に関する最も重要な著作で、2008年に出版され、嵐のような受賞がありました。…
www.gutenberg.org Dunn, Marilyn Ruth. The Emergence of Monasticism: From the Desert Fathers to the Early Middle Ages. Blackwell Pub., 2003. 先日松崎さんがコメントしてくださり、ベネディクトゥスの規則を引用してくださいました。仰る通りです。 …
ヨーロッパの病院を支えた強力な柱はキリスト教であり、その中でも修道院という施設が重要である。修道院の一つのメリットは、いつでも機能しているからだろう。疾病でいうとペストのようなもので、数か月の有事があって、その短い期間のために緊急にオープ…
www.yokohamatriennale.jp 昨日は横浜のヨコハマトリエンナーレに行って、主に飯山由貴さんの展示を拝見に行った。作品は、精神医療に関するものが多く、妹さんを主人公にしたドキュメンタリー、精神医療の症例誌を読むと何が分かるのかというビデオなどがと…
今日の Bing の写真はイタリアのナゴ・トルボーレ (Nago Torbole) という美しい小さな街でとったもの。ガルダ湖という美しい湖に面している。イタリアとドイツの間にあるチロル地方のゾーンで、ドイツ語では Naag Turbel という。ゲーテがイタリア旅行で賛美…
言い訳は自分でもよく分からないが、アガサ・クリスティーは良く読む。その中で『魔術の殺人』というミス・マープルものの作品を初めて読んだ。きっと面白いのだろうと思うが、ミス・マープルの若い女性時代の将来はこうしたいという夢をはじめて知った。日…
www.ncam.jp <式場隆三郎と脳室反射鏡>という展示が行われている。最初は広島で、しばらくすると新潟で展示される。東京でも展示するのかもしれないが、よく分からない。式場は精神科医、私立の精神病院を経営しながら、文学や芸術を取り上げて活躍した人…
www.economist.com エコノミストの記事より。現在の段階では パンデミックを引き起こしているコロナウィルスであるSARS-Covid-2にとても似ているものはコウモリの身体にあること。その特定の種類のコウモリは中国本土というよりも東南アジアに数多く住んでい…
『ふらんす物語』という美しい紀行文がある。永井荷風がパリに10か月ほど滞在したあとの出版した文章である。私はフランスに行ったことがほとんどなく、数年前にパリに一週間いただけだが、やはり素晴らしい街だなあと心の底から感銘を受けている。フランス…
医療英会話キーワード辞典。一日3ページずつ音読。pp.647-649. 「ベジタリアン」から「ヘルスケア」まで。 ヴェジタリアン vegetarian ベスト I will do the best I can. I would like you to be in the best condition for the surgery. This treatment is …
www.theguardian.com アメリカの歴史雑誌の History のメールで1918年のスペイン風邪に対するキャンペーン。カリフォルニアではマスクキャンペーンなどがあったのですね。
www.economist.com エコノミストの新しい記事。世界の人口増加のペースが鈍ってきているとのこと。これまでは2100年を超えた時点で110億になり、それがピークだろうと言われてきた。出生率の減少などを考えると、ピークはそれよりもかなり早く、2060年代でお…